3. リアルタイムな地表面温度の推計

②で推定されたモデルは、温度(及びその他説明変数)が地表面温度に及ぼす影響の強さを評価するものである。そのため、このモデルを用いることで「温度が1℃上昇した場合に地表面温度が何℃上昇するか」が評価できる。そこで、次に、①、②で入力した気温データ(過去)を現状の気温データ(アメダス観測[60分間隔]+ドコモ環境センサーネットワーク[10分間隔])に置き換えることで、地表面温度をリアルタイムに推計する。
次に、リアルタイムに推計した地表面温度(1kmグリッド別)を市区町村別に集計する。なお人々に対する熱波リスクに着目していることから、ここでは居住者数が10人以上の1kmグリッドに対してのみ上記の補間を実施して平均値をとった。図5はこの手順で得られた市区町村別地表面温度の一例である。この図より主要都市や九州が高温となるなど直感に整合した結果が得られていることが確認できる。



図5:地表面温度(市区町村別の平均値)のイメージ


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